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いっくん 5年経ったね!

好天気のお彼岸。
牛斬山西陵、採銅所へ「いっくん」のお墓参り。

 

早いもので今回で5回目。という事は「いっくん」が亡くなって5年、私の断酒生活が始まって5年の月日が経過したことになる。非常に分かりやすいので、このイベントは私にとってAAでいう「バースデイ」の意味を持っている。アルコールの力に頼らず、淡々と日々を重ねることが出来ている自分を取り敢えず評価したいと思うが、その内容が…う~ん今いちパッとしませんなあ、コロナ禍を差し引いても…。
『淡々となんとなく』ではなく『生き生きと充実した』日々を過ごしたいモノですなあ…と墓前で「いっくん」にぼやいてきました(笑)。

 

お母様がご在宅だったのでコーヒーをいただきながら「いっくん」の思い出話。5年断酒を褒めていただき少し明るい気持ちになった。お墓参りを口実に「褒められに」「優しく励ましてもらうために」訪れているような気がする。還暦過ぎても甘えん坊のマウスピース、成長なし(笑)。

 

天国では「いっくん」もノンアルコールビールで断酒生活継続中♬
また来年‼

2022年09月24日

多謝 レイチェル

今日をもって、B病棟のレイチェルさんが退職されたようです。

お猿さんへ
レイチェルさんへ 

長い間、私たち入院患者をあたたかく見守り、諭し、励ましていただき本当にありがとうございました。お猿さんのレイチェルさんのことですから退職後も充実した生活・人生を歩んでいかれることと思います。御身大切に、お元気で、ご多幸をお祈りいたします。コロナが収まったらARBにも遊びに来てください!

『自分が第一』『人との付き合いは60%くらいがちょうど良い』

入院当時にいただいたアドバイスを時折り思い出しながら、おかげさまで『お酒に頼らない生活』を過ごせています(今のところは:笑)。ありがとうございました。
2回目の入院当日、偶然と思いますが受付入り口にお猿さんレイチェルさんがいて、優しく声を掛けてくれました。あの時の言葉・ひと時ににホント救われ、再スタートすることができました。多謝!

ARBのCEO 岡原正博より

コロナ禍で病棟へお礼に出向けないARBの面々に代わって、八幡厚生病院坂道の満開の桜がお猿さんのレイチェルさんの労をねぎらい、門出を祝福したことでしょう。Special Thanks!! Raychell♪

2022年03月31日

ARBミーティング225/還暦記念

ゴールデンウイーク中にひっそりと60回目のお誕生日を迎えて、マウスピースさんもとうとう還暦、人生2周目に突入しました。当日は久しぶりに北九州でオフを過ごされた会長S様の邸宅で2人ささやかに『音羽屋天むす with ジャスミンティー Birthday Party』。
会長様は、純和風のお座敷に所狭しと昭和の「アナログ高級音響システム」を3セットも横並びに構築して「音が違うやろ~!岡ちゃ~ん」とドヤ顔。床の間にデーンと構えられた6機のスピーカーや真空管アンプや高級レコードプレーヤーに多少(イヤ大いに)違和感を感じながら「ウ~ン!やっぱ違うね~音に透明感があるね~♪」と100点のリアクションで対応するマウスピースさんでした。さすが元商売人(笑)
「メルカリで揃えるけ金もかからんけね~♪」と得意げに入手価格、方法などを説明してくださいます。何故3セットも置くの…? 嫁のMちゃんは座敷を占拠する機材やレコードの山を見てどう思っているのか…? 他人事ながらイロイロ心配になるが、嬉々として機材を拭きあげている会長様を見て「楽しそうやけ、ま、いいかっ」と、そこには触れず…。しかしお酒は止まってても「トコトンのめり込む体質」は全く変わらんなあ、このお方…むしろ悪化しとる。人のコトは言えませんが(笑)

GW明け、こちらも久しぶりの八枝会場でのミーティングでは、サプライズの還暦祝いをいただきました。山登り依存症でDoctorから入院を勧められている私には最高の贈り物。忙しい中ご配慮いただき、感謝感激雨あられ(昭和表現・久々聞きますね)でございます!ありがとうございました。

子供の頃想像してた60歳の大人像と、現在の己とのギャップの大きさに呆然と立ち尽くすマウスピースさんですが、「まあ、こうなってしもたんやからしょうがないですなあ。今から少しずつ前進していきましょ。2周目のスタートやし…バカは長生きといいますし…少しずつ…少しずつ」

そのためにも『健康第一』ですかね。
1周目。私の人生、健康に大きなダメージを与えてくれたモノは何でしたかな?忘れちゃあいませんよね?
2周目。アルコールとの距離は?、お付き合いの仕方は?…決まってますよね。仲間もたくさん居る。決意を新たにする「赤靴下のマウスピースさん」でした。皆様に多謝!!


2021年05月06日

ひさびさのB病棟

たぶん1年以上訪ねてなかったのかな?遅まきながら完成した「コロナ禍体験集」を届けにホントひさしぶりにB病棟へGo!
入院中はもとより退院後もずっとホームグランド、我が物顔に院内を闊歩していたマウスピースさんもさすがにアウェイ感たっぷり、敷居が高い高い(笑)。新しく設置されてた立派な喫煙所で一服して、通路の端っこを遠慮がちに静かに歩いて3階へ上がった。入院中の人と思われるすれ違う面々も知らん人ばっかり、なんか勝手が違います…まあ当たり前か。
16時過ぎ、「島根県出身・元高校球児の作業療法士Hさん」はプログラムを終えたばかりで忙しそう、冊子を受け取ると風のようにお仕事に戻っていきました。相変わらず頑張ってくれてます。
コロナ禍で弱ってないか少し心配だった「レイチェル様」は完全に取越し苦労、「60パーセントよ!」と軽くお小言を頂戴しました。パワーアップしてる感じ、恐ろしい(笑)。新年度もB病棟に生息してくれるみたいでした。
しばらくご無沙汰してたら「若松の背の低いほうの看護師さん」は生意気に結婚してました、私に何の報告もなしに。一応おめでとうございます、旦那様に感謝しなさい。
お三方、昨秋はお忙しい中体験集に投稿いただきありがとうございました。
せっかく私が来たというのに「若松の背の高いほうの看護師さん」はお休み。どうせまた変な髪形にしてるだろうからツッ込もうと思ってたのに間の悪いヒトだ。
春霞気味の青空、旧病棟前の桜は満開、懐かしく清々しく、心安らぐひと時が過ごせた約1年ぶりの「学び舎」再訪でした。


2021年03月24日

墓参り

毎年お盆に寄っていた採銅所の山あいに建つ「いっくん」のお墓。
今年の夏は忙しすぎてスルー。お彼岸にでもと思っていたが、9月もプライベートほとんど無しという殺人的スケジュール、仕事に縛られまくりやっと今日お参りに寄ることができました。
いつもセミの鳴き声を聞きながら汗びっしょりのお参りだったが、牛斬山麓の集落は完全に秋の気配でコスモスが咲き始めていた。いいところやなあ。トリスの飲んで安らかに眠っていなさいネ、羨ましいコト。


4回目のお参りということで私の「断酒生活」も4年目に突入か。早いね、あっという間。
お母様にお茶でも飲ませてもらおうと思ったけど、山登りの帰り道に急に思い出して寄ったので今日は遠慮しました。お家の方に歩きかけて「あっ、手ぶらじゃイカンですね」と引き返しましたとさ。


★いつかは死ぬのだから【F.ニーチェ:力への意志】
死ぬのは決まっているのだから、ほがらかにやっていこう。
いつかは終わるのだから、全力で向かっていこう。
時間は限られているのだから、チャンスはいつも今だ。
嘆きわめくことなんか、オペラの役者にまかせておけ。

2020年10月11日

ARBミーティング 195th

18時40分。会場の駐車場から望む若戸大橋の彼方上空に、ひと際でっかい月が浮かんで洞海湾を照らしていた。2016年9月にARBが始まって5回目の「中秋の名月」か。

5年目に突入、、、あっという間の4年に感じるが、我々ARBを取り巻く環境は4年間で大きく変化している。仲間の引っ越し・転勤、、、音信・交流が途絶えて久しい人達、、、鬼籍に入ってしまった仲間達、、、コロナ禍、、、確実に4年という長い月日は経過した。

入院中の後輩達や他団体の先輩達が毎週入れ替わり多数参加してくれて、椅子が足りなくなるほど賑やかだったスタート当初を『お祭り』とすれば、昨今はさながら『祭りのあと』といった感じか。
いつものメンバーでいつものように坦坦とミーティングを重ねていく日々、、、会場の若松市民会館もひっそりと静かに時間が流れ、往事の面影はない。

4年前を思えば多少の寂寥感を感じることもあるが『お祭り(非日常)のあと』イコール『日常』こそが大切な日々、貴重な時間であろう。アフターコロナの自助会のあり方は?、、、などと柄にもなく考える最近のマウスピースさんである。誰も頼んでないのに(笑)。

今日のARBミーティングは『お祭り』が3つ。

①仕事の都合で千葉に単身赴任だったNさんが7ヶ月ぶりに帰ってきました。変わらず元気そうで、なんかホッとしました(お土産が何故か湖月堂のドラ焼きでした。落花生は?)。
②なんらかのつてで「新しい人」が参加してくれました。我らがARBも少しずつ世の中に認知され出しましたかね?新しい人の参加はやはり良い刺激になります。お酒止められますように♪
③長らく音信不通でスリップ説が信憑性をおびてきて、私をワクワクさせてくれてたARBCIA局長・N園さんが久々現れました。こちらも元気に頑張ってたようで少し拍子抜けしました。

コロナ禍のご時世、自助会を続けていく意味があるのだろうか?などモヤモヤが頭をよぎっていたマウスピースさんでしたが、淡淡とミーティングを重ねていくことの大切さ・尊さのようなものを感じることが出来ましたとさ(笑)。


★遠くから振り返れ【F.ニーチェ:漂白者とその影】
今まで長く関わり続けて深く知っていると思うものといったん別れ、離れた場所から振り返ってみよう。すると、何が見えてくるか。
ずっと住んでいた町から離れ、遠くに立ったとき、町の中にある塔が家並みからどれほど高くそびえていたのかが初めてわかるものだ。それと同じことが起こるだろう。

2020年10月01日